ローコストと適切な対処
高齢者の方や身体に不自由な所がある方、またその御家族の方は、多かれ少なかれ医療費や生活必需品等のへの日常的な出費が負担になっている事と思います。
ですから同じようなレベルの対応工事をするのであれば、少しでも経済的な負担を抑えられたほうが好ましいというのは、当然の事であると考えます。
前記致しましたが、既存の組織や企業などのシステムは、営業・設計・現場監督が分業で、実際に工事をする人は、そこからまた外注するというのが一般的な形です。
これでお分かりと思いますが、3種もの職種があれば、兼任しない限り3人の人が必要になりますので、おのずと3人分の人件費がかかってきますし、尚かつ外注費がかかってきます。
また、一般的にはそれ毎にマージンがのせられます。
物理的に必要な材料等は削減に限度があり、無くすことはできません。
効果的な対応をしながらコストを抑えるには、余分な人件費やマージンを極力無くし、そのケースで必要なものだけを選定し、必要な人しか動かないで対応していくという、贅肉の無いスリムな形をとる方法が最適だと思います。
要は、このようにして極力余分な費用を抑えながらローコスト化をはかり、かつダイレクトに対応し、現状に即した適切な処置をとっていくという手法で運営していけば、実情に合った対応ができると考えます。